M1広島、先発の九里が8回2安打無失点の好投 雄たけびガッツポーズも

 「広島-ヤクルト」(26日、マツダスタジアム)

 優勝へのマジックを「1」としている広島の先発・九里が、8回2安打無失点の好投を見せた。

 初回は2番の青木に15球も粘られたが、一ゴロに打ち取って3者凡退。すると、打線が直後の攻撃で5点を先制した。大きな援護を受けると、テンポのよい投球で三回までは、一人も走者を出さなかった。

 四回は気迫の投球を見せた。連打と四球で無死満塁とピンチを招くも、4番のバレンティンに強気な内角攻めを続け、2ボール1ストライクから内角シュートで一飛に打ち取った。

 1死満塁では雄平を遊ゴロ併殺に打ち取ると、雄たけびを上げてガッツポーズ。真っ赤に染まったスタンドは、最高の盛り上がりを見せた。

 四回以外は、死球による走者を出しただけで二塁も踏ませず、打線を勢いづけた。

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