野村、5度目の正直じゃ~!好投6回0封で7勝目!

 「広島4-0DeNA」(13日、マツダスタジアム)

 充実の95球だった。持ち味の打たせて取る投球で6回4安打無失点。勝利を呼び込む投球で、自身1カ月、5試合ぶりの白星となる7勝目を手にした。広島・野村は「粘り強く投げられたと思う」と汗をぬぐい表情を崩した。

 見せ場は四回1死一、二塁とされた場面だ。直前、三回の攻撃で3得点。流れを手放さないためにも失点するわけにはいかなかった。「ファウルで粘られた。だから粘り負けはしたくなかった」。この回だけで34球を要したが細川、伊藤を打ち取り踏ん張った。

 前回7日の中日戦(ナゴヤドーム)から今季2度目となる中5日での登板。前倒しにしたのは、14日に試合がないことに加え、本来の輝きを取り戻しているから。「内、外で緩急を使った投球だった。0点という結果に抑えてくれた」と緒方監督。起用に応える投球をたたえた。

 ストライクゾーンを目いっぱい使い、ゴロを打たせるのが本来の姿。多彩な変化球を操るが、軸となるのは直球だ。会沢はこの日の野村の直球に手応えを感じ、いつもより直球の割合を多めにしたリードを見せた。リーグ優勝の先にはCSが待つ。終盤に来て状態は上向きだ。

 次回は20日からの阪神3連戦での先発が濃厚。「ここで優勝を決められるようにしたい」。悲願の地元Vへ右腕を振る。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

カープ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス