松山は絶好調打!六回適時二塁打で7戦連続安打

 「交流戦、ロッテ7-3広島」(2日、ZOZOマリンスタジアム)

 力強くはじき返した打球が左中間フェンスを直撃した。1点を返して迎えた六回1死一、二塁。広島・松山がボルシンガーの直球を捉える適時二塁打を放った。「動いてくるボールなので、バットを短く持ってコンパクトにスイングすることを心掛けた」。5月26日・中日戦から7試合連続安打となる一打だった。

 助っ人右腕とは初対戦。手元で微妙に動く球に攻撃陣は苦しめられていた。「見たことのない回転をしていたと言っていた。ジャイロというか…。特徴的な球だった」と東出打撃コーチ。降板する八回途中までチームは計7安打したが、完璧に捉えたのは松山の1本だけだった。

 「状態は良い」と松山は言う。3、4月の月間打率は・270だったが、5月は・352に上昇。規定打席に到達している選手の中ではチームトップの打率・302を残す。甘い球を積極的にスイングできる技術と精神面の安定が要因だ。

 だが、猛省したのは四回1死一塁での第2打席。二ゴロ併殺打に倒れた場面を振り返り「チャンスを広げられなかった。最悪の結果になってしまった」と悔やんだ。

 対ロッテは1勝1敗で3日の第3戦に臨む。「やるしかない」。3カード連続の負け越しは必ず阻止する。

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