アドゥワ、四死球から崩れて3回2失点 紅白戦に先発も結果残せず
「広島春季キャンプ」(11日、日南)
アドゥワ誠投手がほろ苦い経験をした。紅白戦に先発したが、3回3安打4四死球2失点と打ち込まれた。
失点したのは四球がきっかけだ。三回無死。先頭の上本に対して3ボールとボールが先行。フルカウントまでカウントを立て直したものの根負け。その後は満塁とされ、押し出し四死球で2点を失った。二回までは走者を出しても粘りの投球を見せていただけに、悔いが残るイニングになった。
「四球を与えたのがダメ。粘ってくる上本さんに対して粘られてしまった」。畝投手コーチも「チームは四球からの失点を嫌う。回の入りをしっかりとしてくれと言っていたんだけど。もったいない。それまでの回は、バットの芯を外す投球ができていたんだから」と反省を促した。
現在、投手陣は21人。16日からの沖縄2次キャンプには17~18人が帯同する予定だ。12日も紅白戦が行われる。