丸、来季は無失策でGG賞 5年連続5度目受賞「またここに呼ばれるよう」

 広島・丸佳浩外野手(28)が30日、都内のホテルで行われた「第46回三井ゴールデングラブ賞」の表彰式に参加した。外野手では2010年のヤクルト・青木(現メッツ)以来となる5年連続5度目の受賞。4年連続の全試合出場となった今季は2失策。来季は無失策でのゴールデングラブ賞獲得を誓った。

 5個目となる金色のグラブを手にすると、自然と頬が緩んだ。高く評価された守備の技術。丸は喜びをかみしめ、次の高い目標に目を向けた。

 「数字だけでなく、見ている人の評価で受賞できるので、評価してもらったといううれしさはある。来年もここに呼ばれるように頑張っていきたい」

 外野手部門で5年連続5度目の受賞。今季は全試合出場で2失策。堅実な守備で何度もチームを救った。「できれば(失策を)ゼロにしたい。消極的に無難に行くのではなく、河田さんに2年間指導してもらい『攻めの守備』と言われていたので。来年もそういう気持ちでやっていきたい」とさらなる向上を目指す。

 全試合出場での無失策受賞となれば、球団では1987年の山崎隆造以来の快挙。「準備の部分が大事になってくる。また、実際の動きの中での技術なども、キャンプでどんどんやっていくしかない」。6年連続の同賞獲得に向けて鍛錬の日々を送る。

 11年目を迎える来季。球団史上初のリーグ3連覇と悲願の日本一を成し遂げるため、チームリーダーは無失策という究極の守備を求める。

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