17歳、中井亜美が衝撃の首位発進!3A成功で今季世界2位スコア「正直ビックリ」坂本花織が2位、千葉百音が4位で日本勢表彰台独占見据え19日フリーへ

 「ミラノ・コルティナ五輪・フィギュアスケート女子・SP」(17日、ミラノ・アイススケートアリーナ)

 五輪初出場の中井亜美(17)=TOKIOインカラミ=が圧巻の五輪デビューを飾った。ほぼ完璧な演技で自己ベスト、今季世界2位の78・71点をマークし、首位発進を決めた。22年北京五輪銅メダルの坂本花織(25)=シスメックス=は情感豊かな演技をみせ、77・23点をマークし、2位発進を決めた。五輪初出場の千葉百音(20)=木下グループ=が74・00点の4位で日本勢表彰台独占も夢ではない中で19日のフリーを迎えることになった。

 6分間練習でも笑顔をみえるなど楽しんでいる姿をみせていた中井。SP「道」にのって、冒頭のトリプルアクセルを完璧に成功させ、笑顔をはじけさせると、続く3回転ルッツ-3回転トーループ、最後の3回転ループも軽やかに決めた。演技を終えると両腕を突き上げてガッツポーズ。満面の笑みで♥マークを作り、ダブルピースを繰り出した。

 演技後は「正直ビックしてますし、この舞台でこの演技ができたことがすごくうれしく思います。(トリプルアクセルは)練習から調子がよかったので本番やるだけかなと思っていた。自信もすごくありました。最後の最後まで自分そ信じて上げることができた。本当に人生の中で一番最高の瞬間でした」と笑顔で振り返った。初の五輪での演技だったが「全然怖さとかもなく、緊張も思ったほかしなくて。本当にに楽しみだなってふうに思っていて、(グループの)1番滑走だったので6分間練習の気持ちの流れからしっかり挑めた」と堂々。憧れの浅田さんと同じトリプルアクセル成功については改めて「本当に夢が叶ったぐらいの嬉しさがあります。この舞台で着氷できたことで、テレビで見ている方たちが自分のように憧れてくれたら」とうなずいた。

 浅田真央さんが10年バンクーバー五輪で銀メダルを獲得した演技に魅了され、5歳から競技を開始。憧れの人と同じトリプルアクセルを武器に、シニア本格参戦の今季はGPシリーズ開幕戦のフランス大会でいきなり日本女子史上3人目の初出場初優勝を果たし、大きく飛躍を遂げた。昨年の全日本選手権では4位にとどまったが、GPファイナルでの日本勢最高2位が評価されて初の五輪代表を射止めた。「ずっと夢だった五輪出場がかなってすごくうれしい」と感慨を込めた。

 メダル候補の1人として、憧れの存在と同じ舞台に立った。「自分も五輪で最高に輝いている姿を見せたい」。五輪でのトリプルアクセル成功は伊藤みどりさん、浅田さん、樋口新葉さんの3人で、中井は最年少での達成となった。17歳の夢が現実になる。

 ◆中井亜美(なかい・あみ)2008年4月27日、新潟県出身。浅田真央さんに憧れて5歳で競技を始めた。21年に千葉県に拠点を移し、中庭健介コーチに師事。23年世界ジュニア選手権3位。シニア本格参戦の今季、GPシリーズ開幕戦のフランス大会で日本女子史上3人目の初出場優勝を果たした。ファイナルは日本勢トップの2位。全日本選手権で4位となり、五輪代表入りを決めた。通信制の勇志国際高千葉2年。TOKIOインカラミ所属。150センチ。

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