中村祐バティK斬り 最速141キロに手応え!理想はG田口の直球

 「広島秋季キャンプ」(14日、日南)

 広島・中村祐太投手(22)が、今キャンプ初のシート打撃に登板した。1死一塁からバティスタを直球で見逃し三振に斬るなど、打者5人に対して無安打、1四球、無失点。今回のテーマに掲げていた直球は最速141キロをマークし、納得顔だ。

 「思っていたより出ていました。体がしんどい中、真っすぐ中心でどれだけ打者と勝負できるか見たかった。変化球は抜ける部分はあったけど、自分のやりたいことはある程度できました」

 制球とキレを追い求める中、同級生左腕の投球が来季飛躍のヒントとなった。今季巨人・田口と3度投げ合い、「130キロ台でも速く感じた」と脱帽。「勢いのある真っすぐを内と外に投げていた。1軍であれだけ勝てるのはそこにあると思う」と打席で体感した。

 理想の直球に近づけるために、この秋は体をいじめ抜く。「投げ込まないと身につかない。体と相談して調子が良ければ、投げようと思う」。走り込みと同時に、キャンプ後半もブルペンで投げ込むつもりだ。

 プロ4年目の今季は15試合に登板し、5勝4敗、防御率3・74。開幕ローテ入り、2桁勝利へ。今季の課題を手応えに変えていく。

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