丸、CS突破へ平常心 個人タイトルは「意識していない」

 広島・丸佳浩外野手(28)が19日、悲願の日本一へ、CS突破を誓った。この日の午前中に遠征先の神戸から帰広し、「まずはCSが一つのヤマ場。アドバンテージがあるとはいえ一発勝負。そこに向けて結果を出せるように確率を上げていきたい」と力を込めた。

 リーグ連覇から一夜明け、すでに気持ちは切り替わっている。残りシーズンはわずか。ただ、ポストシーズンを見据えるのではなく「残りの7試合も今まで通りにやっていく。今までの戦い方を変える必要はない」とチームの勝利にこだわるスタンスを強調した。

 ここまで全136試合にスタメン出場し、163安打はリーグトップ。90打点は同2位タイ、打率・308も同5位に付けている。タイトル争いも佳境を迎えるが「特にそこは意識していない。試合の中には流れがあるし、その中でヒットを打ったり、打点を挙げてチームに貢献できたらベスト。成績は後から付いてくる」と自らの信念を貫く。

 前夜はリーグ優勝のビールかけで仲間と喜びに浸った。「やっぱりいい。またやりたいと終わってから思った」。さらにこの日は広島駅でファンの熱烈な歓迎を受けた。「うれしいというか、あれだけたくさんの人が僕らを応援してくれているんだと実感した」。日本一を逃した昨季の悔しさを晴らし、広島の街を歓喜に包む。

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