さすがエースだ!ジョンソン完全復活6勝目、勝負の9月任せた

 「ヤクルト2-3広島」(1日、神宮球場)

 さすがエースだ。広島のクリス・ジョンソン投手(32)が前回登板に続いて、チームの連敗をストップさせた。八回途中まで快投し、今季6勝目を挙げた。

 「前回のようにすべての球種でストライクが取れた。序盤はバタバタしたけど、イニングを追うごとにストライクが決まり始めた」

 初回は2本の安打で1死二、三塁のピンチを背負ったが、山田を一飛。リベロを遊ゴロに打ち取り、リズムに乗った。カットボールとチェンジアップに加えてカーブを効果的に使い、ツバメ打線を翻弄(ほんろう)した。

 3点リードの八回は2死二、三塁で降板。2番手・ジャクソンが3連続四球でジョンソンに2失点が記録されたが「そういうこともある。自分としては静観するしかなかった」と冷静だった。

 逆境に強い。前回8月25日の中日戦では横浜での3夜連続サヨナラ負けの悪夢を振り払う8回無失点の好投。この夜も東京ドームで喫した連敗を涼しげに止めた。勝負の9月も強く、来日3年目で通算7勝2敗だ。

 この日は余力を残して114球で降板。次回は中5日で、7日・阪神戦(マツダ)に向かう可能性がある。「タイガースも付いてきているし、これから厳しい戦いが続いていく。今日から新しい月。この1勝は大きい勝ちになったと思う」。完全復活した助っ人が、リーグ連覇へのキーマンだ。

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