広島打線、同点の八回に猛攻撃 一挙8得点で阪神投手陣を粉砕

8回、右前適時打を放つ広島・鈴木誠也=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「阪神-広島」(19日、甲子園球場)

 広島が3-3で迎えた八回、鮮やかな集中打でビッグイニングを演出。8点を奪い、追いすがる阪神を木っ端みじんに粉砕した。

 この回から登場した4番手のマテオから先頭・鈴木が投手内野安打で出塁。1死後、ベテラン新井が右中間を突破する二塁打を放ち、一走の鈴木が生還して勝ち越した。

 「6番・一塁」で先発した新井は、この日で通算出場試合がプロ野球歴代15位となる2284試合となり、広島の大先輩“ミスター赤ヘル”山本浩二に並んだ。

 その後も攻撃の手を緩めず、安部の右前適時打、田中の右翼線への走者一掃の3点三塁打、菊池の中犠飛、鈴木の右前適時打などで加点。終わってみれば、打者12人を送り込む猛攻で試合の大勢を決めた。

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