緒方監督 後半戦は「守り勝つ」 守備に高い意識を求める
広島の緒方孝市監督(48)が16日、後半戦への展望を語った。チーム打率、得点、本塁打などリーグトップの攻撃陣が代名詞だが、投手を中心とした守り勝つ野球を改めて徹底すると明言。堅守を軸にリーグ連覇へ突き進む構えだ。
「各打者が自分の役割を分かった上で点が取れている。それは大きな成長」と振り返った一方で、「ミスで負けた試合が数多くある。少なくして守り勝ちたい」と力を込めた。失策数は阪神の52個に次ぎ、ヤクルトと並んで多い48個。安定した戦いをするため、守備に高い意識を求めた。
後半戦は9月中旬まで毎カード、球場が異なり、移動も大きな負担になる。「きつい時期。コンディションを把握しながらやっていきたい」と意気込んだ。