“新虎ハンター”岡田狙う糸井斬り「しっかり低めに投げて」
開幕2戦目の阪神戦(マツダ)に先発する広島・岡田明丈投手(23)が3月31日、マツダスタジアムに隣接する室内練習場で最終調整し、新加入の糸井を警戒した。昨年6月18日・オリックスとの交流戦(マツダ)で超人と初対戦。4打数無安打に抑えているが、「一発があると思うので、しっかり低めに投げて打ち取れるようにしていきたい」と冷静にテーマを掲げた。
タテジマに対して「悪いイメージはない」と言い切れる。プロ初勝利を挙げた相手で、昨季阪神戦は3試合に先発し2勝0敗、防御率2・00と好相性。新虎キラーは「昨季同様、しっかり投げられたらいい。データ通り自分の球を投げたいです」と静かに意気込んだ。
2年目で大ブレークの予感が漂う。今春のオープン戦は5試合に先発し2勝1敗、防御率1・57と期待に結果で応えた。左右の両輪・ジョンソン、野村に次ぐ先発3番手として計算されており、本人も自覚を口にする。
「オープン戦ではキャンプからずっとやってきたことを出せた。昨年に比べたらやりたいことは全部できた。先発でしっかり投げられたらいいと思う」
この日はキャッチボールやショートダッシュで汗を流した。穏やかな雰囲気は普段通り。準備万全で初登板に向かう。





