静岡出身・桑原&庄司 アベック凱旋打 大歓声に応えた
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「オープン戦、楽天4-1広島」(15日、静岡草薙野球場)
高校時代、慣れ親しんだグラウンドに快音を響かせた。静岡県出身の広島・桑原と庄司が凱旋試合を安打で飾った。
まずは桑原だ。「失うものは何もないという気持ちで、ストライクを全て振りにいこうと思って打席に入った」。二回1死。大歓声に迎えられ打席に立つと、右前打で声援に応えた。
庄司は、八回1死一、二塁で右前打をマーク。「スタンドから『庄司頑張って』と言ってもらえてうれしかった。自分も頑張ろうと思って1本打ててよかったです」と笑みを浮かべた。
緒方監督は「地元の選手がタイミングよく(1軍に)上がってきていい内容を残せている。こういうチャンスを生かしていいものを見せて欲しい」と評価。限られた中で結果を残し、開幕1軍を目指す。