誠也W受賞!サヨナラ大賞もゲット 来季は脱・神ってる「実力で結果」
「2016年スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞年間大賞」の表彰式が1日、都内のホテルで開催され、セ・リーグは広島の鈴木誠也外野手(22)、パ・リーグはソフトバンクの吉村裕基外野手(32)が受賞。鈴木は流行語大賞となった「神ってる」を生み出した6月18日・オリックス戦でのサヨナラ3ランが評価された。
受賞ラッシュが止まらない。ベストナイン、ゴールデングラブ賞に続き、「2016年スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞年間大賞」を初受賞。飛躍の1年となった鈴木は、オフも引っ張りだこだ。
受賞対象となったのは、6月18日のオリックス戦で2点を追う九回1死一、三塁から左翼席に放ったサヨナラ3ラン。「とにかく自分のスイングをしようと心がけて打席に入りました。ファンの方の笑顔、チームに貢献できたことがよかった」と当時を振り返った。
前日17日の同戦でも、同点で迎えた延長十二回にサヨナラ2ラン。史上10人目の2試合連続サヨナラ本塁打を緒方監督は「神ってる」と称賛した。
「『神ってる』と言われるのは悔しい部分もあったので、来シーズンは言われないように自分の実力で結果を表していきたい」。コンスタントに成績を残し、代名詞からの脱却を目指す。
表彰式や優勝旅行など、例年とは異なるオフ。「練習時間も限られますし、トレーニングなどやれることは、しっかりやっていきたい。(ハワイには)砂浜もあるので、走りたいと思います」。表彰式をハシゴした後、チームとは別便でハワイへと飛び立った。