黒田、初回に先制される 大谷二塁打から内野ゴロの間に失点

 「日本シリーズ・第3戦、日本ハム-広島」(25日、札幌ドーム)

 日本シリーズを最後に現役引退を表明した広島・黒田博樹投手(41)が、初回に先制点を失った。

 1死後、2番の近藤に右前打を許すと、続く大谷への初球、外角145キロツーシームを狙われ、三塁線を破られる二塁打で二、三塁とされた。4番・中田を迎え、内野陣は前進守備を敷かず定位置に。最少失点で切り抜けるための策で、遊ゴロの間に1点を失った。

 だが、続く岡をツーシームで空振り三振に抑え、続くピンチを脱した。初回を2安打1失点、19球で終えた。

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