松田オーナー ドラフト結果に大満足 「100点満点で言えば100点」

 「プロ野球ドラフト会議」(20日、グランドプリンスホテル新高輪)

 広島の松田元オーナー(65)が、今ドラフトを「100点満点で言えば100点」と総括した。1位抽選は2度外したが、最上位で評価していた慶大・加藤の交渉権を獲得。また、2位でも1位評価だった花咲徳栄・高橋の獲得に成功した。

 「1位グループの中から、左右1枚ずつ獲得できた」。3位以下でも中部学院大の床田ら計5投手を獲得。右3人、左2人とバランスもよく「投手の若返りと言えば早いが、下の世代の固まりを作っておきたかった」と、戦略通りの指名だったと強調した。

 加藤はセットアッパーとして、1年目からの活躍を期待。「後ろで活躍してくれたら。フォークがいい。度胸満点で、打たれても向かっていく。人間性もいいと聞いている」と続けた。チームとして重視するのは、投手中心の守り勝つ野球。常勝軍団を構築する。

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