広島25年ぶり祝勝会はフライングでビールかけ 小窪選手会長「まだです!」

あいさつする小窪の横で鏡割りを始める広島ナイン(撮影・吉澤敬太)
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 「巨人4-6広島」(10日、東京ドーム)

 優勝へのマジックを1としていた広島が巨人に逆転勝ちし、25年ぶり7度目のリーグ優勝を果たした。都内で行われた祝勝会のビールかけでは3000本のビールが用意された。

 ナインはそれぞれ、背中に「まさかじゃない!」とプリントされた優勝Tシャツを着用。ビール瓶を手に入場した。。中には水鉄砲を用意するつわものもいた。

 小窪哲也選手会長(31)が壇上で「皆さん、お疲れさまでした。ついにこの瞬間がやって参りました。選手をはじめスタッフ、球団関係者の皆さん、みんなで勝ち取った優勝です」とあいさつを開始した途端、誰からともなくフライングでビールかけが始まった。

 小窪はさらに「カープファンの皆さん、25年間お待たせしました。今日はみんなでビールを浴びて楽しんでいきましょう」と続けたが、すでにビールをかけられ、びしょぬれに。「…まだです!」と必死の制止であいさつを続けた。

 最後は何とか「僕が『まさかじゃない!』って言いますので、皆さんは『見たか!』でお願いします!せーの!まさかじゃない!!」と音頭を取ると、ナインや関係者が「見たか!」と返し、大騒ぎが始まった。

 最後は黒田博樹投手(41)が「みなさんのおかげで最高の経験をさせてもらいました。ありがとうございました。200勝の時も言わせてもらいましたが、最高のチームメートと、裏方さんも含め最高のチームでやらせてもらっている。あと2回これをやって、日本一になって、松山のお家でビールかけをしましょう。友達3人まで連れてきてOK」とあいさつを行い、一本締めで締めくくった。

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