野村ヒヤリ…左足痛め緊急降板も「次は大丈夫」

 「中日2-3広島」(26日、ナゴヤドーム)

 試合終了後ナインとハイタッチをし、勝利を称え合った。広島・野村祐輔投手が5回2/3を投げ7安打2失点、121球。自己最多の13勝目を挙げることはできなかったが、粘りの投球で試合の流れを渡さなかった。

 「最低限、なんとか抑えられた。最後まで自分の投球ができました」

 序盤から思うように制球できなかった。初回2死一塁から福田に死球、続く平田に四球で満塁としたが、堂上を捕ゴロに抑え無失点。二回は先頭の近藤に甘く入った変化球を左翼ポール際へ先制ソロを被弾した。

 その後は大きく崩れることなく投げ続けたが、1-1の六回にアクシデントに襲われた。2死一、三塁、荒木に三塁方向へセーフティーバントを決められ勝ち越しを許した。この打球を処理した際に左足を負傷。治療のためベンチに引き揚げたが、そのまま交代を告げられた。

 試合後、松原チーフトレーナーは「左足首をひねりました。今日は腫れてないし、明日以降、状況を見て病院(での診察)が必要か考える」と説明。野村は「アクシデントですけど次は大丈夫です」と前を向いた。

 チームは連日の逆転勝利。開幕からローテを守り続ける右腕は「今はチームが勝つことが一番なので勝てて良かったです」と安どの表情を浮かべた。

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