2016.08.04

広島・福井、苦手の神宮で勝てず　リード許し５回降板７四球響く

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　「ヤクルト－広島」（４日、神宮球場）

　広島の福井優也投手（２８）が、先発で５回を投げて４安打２失点。粘りの投球を続けたが、７四球とリズムに乗ることができなかった。２点のリードを許したまま降板した。

　初回、先頭の大引、坂口に連続四球。後続を打ち取って無失点で切り抜けたが、二回に西田に中越え三塁打を浴びると、続く西浦の右犠飛で先制点を失った。毎回、四球を出すなど走者を置くと、五回だった。１死二塁から山田に四球。バレンティンを空振り三振に斬ったが、西田にも四球を与えて満塁。続く山崎に甘く入った直球を、右翼に運ばれて２点目を失った。

　今季初登板となった神宮球場では、プロ１年目の２０１１年８月３１日を最後に勝ち星がない。苦手の球場で粘りの投球は見せたが、打線の援護にも恵まれなかった。３勝目は次戦以降にお預けとなった。