広島が15安打快勝 戸田がプロ初完封 貯金は今季最多の19に

 プロ初完投を完封で飾り、菊池(右)からウイニングボールを受け取る広島・戸田=甲子園
3枚

 「阪神0-9広島」(10日、甲子園球場)

 広島が15安打9得点の猛攻で、阪神相手に同一カード3連勝を飾った。先発の戸田隆矢投手(23)がプロ初完投初完封で4勝目。チームは今季の阪神戦7連勝で、貯金は今季最多の19となった。

 試合は二回までで決まった。初回、3連続四球で無死満塁とすると、ルナ、新井の連続適時打で3点を先制。二回は打者一巡も猛攻で5点を奪い、岩貞をこの回途中でKOした。丸は五回にも2試合連続12号ソロ、丸、ルナ、新井の中軸3人が、5安打6得点とそろい踏みの活躍だった。

 緒方監督は「打者は初回、二回と各打者が集中力を持った攻撃をしてくれた。本当にナイスゲームです」と選手をたたえた。

 12日からは本拠地マツダスタジアムに戻って巨人との2連戦。球宴前残り2試合に勝利して5連勝なら、前半戦の貯金は1980年の球団最多21に並ぶ。

 初完投初完封の戸田は「最高です。野手の方が初回に手を取ってくれて流れに乗れた。打ってくれて、守ってくれるので伸び伸び投げられている。1試合でなくもっと完投、完封できるように投げていく」と心地よさそうに額の汗をぬぐっていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス