球団史上最速!7月に50勝到達 試合数では3番目の早さ

3回、勝ち越しの3ランを放った新井はナインと歓喜のタッチを交わす
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 「阪神1-7広島」(9日、甲子園球場)

 広島が新井貴浩内野手(39)の逆転3ランなど3本塁打、11安打7得点の猛攻で連勝を飾った。阪神戦はこれで6連勝。リーグ最速の50勝到達は1996年以来20年ぶりで、7月および前半戦の到達は球団史上最速。84試合目の到達で、試合数では80年の78試合、95年の82試合に次いで、3番目の早さとなる。

 1点ビハインドの三回、新井が能見から、逆転の8号3ラン。五回には1死二塁から、丸の右前適時打で追加点を奪う。七回には再び丸がバックスクリーン右に11号ソロ。この日4安打で中押し点を奪った。さらに1死一塁から“神ってる”鈴木が、左中間に12号2ラン。ダメ押し弾はプロ入りから17戦17勝で、負けなしの不敗神話はまたも継続した。

 貯金は今季最多の18となった。28度目の逆転勝利。3本塁打でチームの本塁打数は、12球団トップの84本となった。岡田は6回7安打1失点で2勝目。阪神戦では負けなしの2勝だ。六回以降はヘーゲンズ、今村、一岡とつなぎリードを守った。投打にかみ合った勝利で、連勝街道はまだまだ続きそうだ。

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