岡田、天敵・筒香にまた打たれ…KO
「DeNA4-1広島」(2日、横浜スタジアム)
無念の途中降板に唇をかみしめマウンドを降りた。広島のドラフト1位・岡田(大商大)が4失点で六回途中降板。筒香に一発を浴びるなど、DeNA打線を封じることができず3敗目を喫した。いまだ1勝止まりのルーキーは反省の言葉を連ねた。
「粘ることができなかった。先頭打者を出してしまったところが点につながった。真ん中に集め過ぎてしまった」
1点ビハインドの六回。先頭に安打を許すと、四回にも同点ソロを浴びた筒香に右中間二塁打され無死二、三塁のピンチを背負った。その後1死から連打で2失点。踏みとどまることができなかった。
ハマの主砲の岡田キラーぶりは数字が示す。5月28日の同戦でも本塁打を打たれ、6打数4安打2本塁打、打率・667と打ち込まれている。
畝投手コーチは「ボール自体に問題はなかった。慣れてきてたところもあった。後半のイニングにも生きる投球を考えないといけない」とさらなる成長を促した。
今季は10試合目の登板で1勝3敗、防御率3・20。もっと勝てるはずだ。負けず嫌いの剛腕は、悔しさをのみ込み、次回登板でのリベンジを果たす。





