広島・黒田 自ら走者一掃の二塁打

6回広島、黒田は3点適時打を放つ=マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)
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 「広島-ヤクルト」(29日、マツダスタジアム)

 広島先発の黒田博樹投手が、自らリードを広げる走者一掃二塁打を放った。日米通算200勝にあと2勝と迫っている右腕が、自らのバットで勝利に前進した。

 4-1の六回、2死満塁で、ヤクルト3番手・成瀬の初球を捉えた。痛烈な打球は、前に出て守っていた左翼・バレンティンの頭上を越える二塁打に。塁上の走者全て本塁に生還した。

 広島は14日の西武戦(マツダ)で勝利して以降、快進撃が続く広島。前日28日のヤクルト戦(三次)でも勝利し、連勝は「10」に伸びた。この日も白星を手にすれば、1984年に球団記録となる12連勝をマークして以来、32年ぶりとなる11連勝となる。

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