野村は6回無失点、トップ8勝目権利
「交流戦、広島-西武」(16日、マツダスタジアム)
先発した野村祐輔投手(26)が6回6安打無失点。断続的に激しい雨が降る中での登板で、集中力を切らさず4点のリードを守ってバトンをつないだ。
二回、2死満塁のピンチを招いたが、秋山を外角のシュートで左飛に切って脱した。六回以外、毎回走者を置く投球だったが、五回も2死一、二塁から鬼崎を二直に。粘りの投球を続ける右腕を、打線も4点のリードで援護した。
グラウンド整備による15分の中断を挟んだ六回は、下位打線からの攻撃を3者凡退に封じた。113球の粘投で再び、リーグ単独トップとなる8勝目の権利を持って降板した。



