広島 西武・バンヘッケンをKO

5回広島1死二塁、エクトル・ルナは右前に適時打を放つ=マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)
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 「交流戦、広島-西武」(16日、マツダスタジアム)

 広島が五回、丸佳浩外野手(27)、エクトル・ルナ内野手(36)の連打で2点を追加。西武の先発バンヘッケンをKOした。

 先頭の田中がフルカウントから四球を選ぶと、菊池がきっちり犠打を決めて1死二塁。続く丸は1-1から3球目、真ん中に甘く入った143キロ直球を狙った。打球は右中間フェンス直撃の適時二塁打。三回には押し出しを選んだ丸が貴重な追加点を奪った。

 「打ったのはストレート。チャンスで自分のいいスイングができました!!」

 さらに昇格即、4番に復帰したルナが、追い込まれてから5球目、真ん中の143キロ直球を逆方向へ。鋭いライナー性の打球は、ジャンプした二塁・浅村のグラブをかすめながら、右前へと抜けていった。「打ったのはストレート。前の打席ではインコースで詰まらされていたので、インコースを狙っていました」。ここでバンヘッケンが降板。エルドレッドが抹消され、得点力低下が不安視される中、打線が序盤から効果的に得点を奪った。

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