黒田、4日連続の投球練習 変化球確認
頸部(けいぶ)神経根症と右肩痛で8日に出場選手登録を抹消された広島・黒田博樹投手(41)が15日、マツダスタジアムに隣接する室内練習場で調整を行った。
60メートルのキャッチボールを終えると、捕手を立たせたままバッテリー間の距離で18球。直球、カーブ、スライダー、カットボールをセットポジションから投げ込んだ。4日連続となる投球練習で初めて3種類の変化球の感覚を確認した。
投球を見守った菊地原3軍投手コーチは「徐々に力を入れて投げられるようになっている」と順調な回復ぶりを感じ取っていた。
投球練習以外にも、ショートダッシュや肩のトレーニングで汗を流した。最短10日での復帰へ向け、万全な状態を整える。