勝利の方程式崩壊 中継ぎ陣踏ん張れず

 「ヤクルト4×-3広島」(12日、神宮球場)

 広島は中継ぎ陣が踏ん張れず、痛いサヨナラ負けを喫した。

 3-1の七回から九里に代わって登板したヘーゲンズが、バレンティンに右中間席へ11号ソロを被弾し1点差。3-2で八回を託されたジャクソンも四球をきっかけに1死一、三塁とピンチを招くと、川端の投手強襲となった一ゴロの間に同点を許した。

 3-3で迎えた延長十回は、回をまたいだ今村が1死三塁から坂口にサヨナラ中犠飛を浴びた。

 先発した九里がエース小川と互角以上の内容で6回5安打1失点と好投。勝利の方程式を送り出したが、結果に結びつかなかった。

 緒方監督は「(これまで)普通に、この継投でやってきた。(中継ぎには)しっかりと投げきってほしい、それだけなんだけど。気持ちを切り替えてやるしかない」と話した。

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