新井、2千安打にあと4 球場ウエーブ

 「広島-阪神」(22日、マツダスタジアム)

 広島の新井貴浩内野手(39)が8-12の八回、2死二塁から中前適時打。この日2本目の安打で、通算2000安打まで残り「4本」とした。

 阪神の左腕高橋に対して1ボールから2球目、真ん中低めの126キロスライダーを狙った。打球は瞬く間に二遊間を抜ける中前適時打。3点差に迫った。

 初回には無死満塁の好機で、右中間を破る3点二塁打。プロ野球史上40人目の350二塁打に到達した。試合は劣勢の展開が続いたが、4番の2安打でスタンドのファンが歓喜し、ウエーブをつくった。異様な雰囲気に2度、場内アナウンスで「試合の妨げになりますので、プレー中のウエーブはおやめください」と注意喚起が行われた。

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