ルナ登録抹消、右太もも裏に違和感 

 広島のエクトル・ルナ内野手(35)が17日、出場選手登録を抹消されることになった。前日16日・巨人戦の三回、走塁中に右太もも裏を痛めて途中交代。そのまま都内の病院に直行し、前日夜はアイシングなどで回復を待ったが、症状に改善は見られなかった。

 松原チーフトレーナーは「右ハムストリングの違和感。この日の朝、状況を確認したところ、近日中の試合に出場して、強度の走塁をするのはリスクがあると判断しました」と説明した。この日は広島に戻って静養。今後は週明けにも、チームドクターの診断を受ける。症状について、同トレーナーは「細かく患部の受傷程度を診てもらって、復帰プランとして、どれくらい(回復に)かかるかを判断したい」と続けた。

 ルナは開幕から17戦、全試合に4番で出場。打率・286、11打点の数字以上に「つなぎの4番」として存在感が光った。ルナが8試合連続安打を放つなどしているおかげで、後ろを打つエルドレッド、新井の打席で好機が増え、チームも12球団トップのチーム打率・287、リーグトップの90得点を記録している。

 また、代わって2軍から堂林翔太内野手(24)が合流。試合前に出場選手登録される見込みだ。ルナについては早期回復を祈るしかないが、下半身のケガだけに故障箇所を考えれば、慎重にならざるを得ない。

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