黒田、今季ワースト5回6失点で降板

1回巨人2死、二、三塁、亀井に2点適時中前打を打たれ険しい表情の広島の先発・黒田(中央)=東京ドーム(撮影・開出牧)
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 「巨人-広島」(16日、東京ドーム)

 広島の黒田博樹投手(41)が、今季ワーストとなる5回を8安打、6失点で降板した。

 初回、2死一、二塁から、クルーズに右前適時打で先制点を失った。打ち取った打球が、ポトリと落ちる不運な打球でもあったが、続く亀井にも中前適時打で、この回3失点。二回にはギャレットの右中間を破る適時二塁打、三回は村田の右越えソロで1点ずつを失った。

 さらに再び同点に追い付いた五回には、クルーズに左越えにソロ被弾で、勝ち越しを許した。

 前回、9日の阪神戦で右足首付近に打球を受けた影響か、この日は要所で制球が定まらず、決め球が高く浮いた所を狙われた。

 87球でリードを許しての降板。打線が再三、同点に追い付きながら、最後まで粘ることができなかった。

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