エルド&丸がG倒弾!連敗止めた
「広島3-0巨人」(2日、マツダスタジアム)
真っ赤なスタンドに吸い込まれた。今季2勝目を目指す黒田を、広島のエルドレッドと丸が強力に援護した。広島の空に描かれた美しい放物線。“EM砲”の2発が巨人を沈めた。
1-0の四回。先頭の丸が田口の初球、カーブを迷わず振り抜いた。「手応えがあった」と右翼席中段に突き刺した。昨季は田口に11打数2安打に封じられたが、苦手意識はない。積極的なスイングで中押し点を奪った。
エルドレッドにも待望の1号が生まれた。2-0の六回2死から左翼席へ。試合前の練習で、石井打撃コーチに助言を受け、始動時にヘッドの向きを投手側に傾ける意識を強く持つようにした。より遠心力が生まれたスイング。白球はフェンスのはるか上、左翼ポールの内側を通過した。
チームの連敗ストップはもちろん、黒田の力投に応えたかった。「苦しいときでも、しっかりと投げてくれる」と丸。41歳と年齢を重ねても向上心とマウンドでの闘争心が衰えることはない。プロとしてあるべき本当の姿を日々、間近で感じ取っている。
3日に同一カード勝ち越しを決めれば、開幕ダッシュに成功しかかった巨人にブレーキを掛けられる。「自分たちの役割をやり続ければ、流れは来る」と緒方監督。チーム一丸で勝利をつかみ取りにいく。





