新井のタイムリーで先制 残り24本
「中日-広島」(29日、ナゴヤドーム)
広島が二回、新井貴浩内野手の適時二塁打で先制した。
先頭のルナが中前打で出塁すると、1死を挟んで打席に新井。若松に対して2-2からの6球目、高めに浮いた133キロ直球を狙った。打球が左中間を真っ二つに破る間に、一走のルナが懸命の走塁で本塁生還。二塁ベース上で新井は、両手をたたきながら喜んだ。
「打ったのはストレート。いいヒットになって良かったです!!」
昨季、1勝10敗と苦手にした鬼門、ナゴヤドーム。チームとして今季4試合目で、初めて先制点を奪った。打撃好調のベテランは、通算1976本目の安打。節目の大台2000安打まで、これで残り「24本」となった。