野間 逆襲タイムリー!遅れ取り戻す
「練習試合、日本ハム1-2広島」(27日、名護)
遅れを取り戻す一打だ。右翼手として出場した広島・野間が、0-1の五回1死一、三塁で同点の右前適時打を放った。「少ないチャンスをものにできて良かった」。開幕スタメン出場へ向けて、これが逆襲への号砲だ。
13日に「急性胃腸炎」と診断され、16日に2軍降格。右太もも裏を痛めて離脱した鈴木と入れ替わる形で、25日から再昇格した。
合流後は、体が前に突っ込む悪癖を修正するため、体の後ろからトスを上げてもらうティー打撃で汗を流してきた。「(体重を残して)後ろでしっかり回れた。状態は良くなっている」。確かな手応えをつかんだ一振りでもある。
「どんどんアピールしていきたい」。鈴木も早期回復を目指して懸命なリハビリを続けている。ライバルに差を付けるため、打ちまくる!