大瀬良、開幕絶望的…右肘に違和感

 「右肘の内側側副靭(じん)帯損傷」と診断された大瀬良
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 広島・大瀬良大地投手(24)が21日、右肘違和感のため別メニューで調整した。20日の練習中に訴えたもので、この日は全体練習を外れた。22日にキャンプを途中離脱して帰広し、病院でMRI検査を受ける予定。担当医の診断結果を待つが、開幕は絶望的な状況となった。また、3月5、6日の侍ジャパン強化試合・台湾代表戦の日本代表も辞退した。

 深刻な状況を打ち消すように、努めて前向きに現状を明かした。残留組の全体練習から外れ、予定されたシート打撃登板を回避。右肘の違和感を訴えた大瀬良は、有酸素運動を中心に汗を流した。「今できることを」と、ひたむきに、必死に。

 「なってしまったことは、仕方ないと思うしかない。今できることは何か、考えた上でのベストな選択」

 キャンプ序盤に覚えた右肘の違和感が、20日のブルペン中に強くなったという。「強く投げることができなかった。このままではマズい、と」。投球練習を途中で切り上げた。22日にキャンプを途中離脱して広島へ戻り、病院でMRI検査を受ける予定。担当医の診断を待つが、開幕は絶望的な状況だ。

 「今の段階で、シーズンに間に合うかどうか分からないけど、遅れたとしても早い段階で戻って、チームに貢献できるように。どうすればいいか考えて、伝えさせてもらった」

 今キャンプでは、フォームが固まらず、3日間ブルペン投球を控えるなど調整遅れが心配された。だが、17日にシート打撃登板。新井、エルドレッドらを無安打に抑え、復調の兆しをのぞかせていた。「(肘も)徐々に良くなっていて、落ちついてくれるかと思ったけど」。顔には悔しさがにじむ。

 右肘は中学3年時に一度、手術経験がある箇所。3月5、6日の侍ジャパン強化試合・台湾代表戦の日本代表も辞退した。「残念なのは間違いないですが、不安がある中で行くのは、チームに迷惑がかかる」。日の丸への強い思いもあるが、シーズンが最優先。早期復帰への最善の策として、「カープの一員なので。最小限に食い止めるにはどうしたらいいか、考えた結果」と続けた。

 前田健太投手(27)が、米大リーグ・ドジャースに移籍。開幕投手の最有力候補にも挙がっていたが、これで白紙。現状ではローテを再編せざる得ない。「早い段階で、戻ってこられるようにしたい」と大瀬良。長期離脱ならチームにとって、大きな戦力ダウンとなる。次期エース候補は軽傷を信じながら、最善の調整を続けていく。

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