ジョンソン、上々の仕上がり披露
「広島春季キャンプ」(12日、日南)
昨季、最優秀防御率のタイトルを獲得したクリス・ジョンソン投手が、今キャンプで初めてフリー打撃に登板した。
新井、エルドレッド、新戦力のルナ(前中日)、プライディ(前アスレチックス傘下3A)と対戦。打者に球種を伝える形で、計41球を投げた。エルドレッドに本塁打を浴びたが、許した安打はそれを含め4本だけ。「実戦に近い感覚で投げることができた。打者の反応も見ることができ、よかった」と笑顔をみせた。
左打者の内角に沈むツーシームは、変わらず威力十分。プライディのバットは何度も空を切った。マスクをかぶった会沢は「スピードがあるし、捉えるのは難しいと思う」と目を細めた。
今後は実戦への登板を増やし、開幕へ向けて調整していく。