ドラ4船越 右肩痛で無念リタイア…
「広島春季キャンプ」(9日、日南)
広島・ドラフト4位の船越涼太捕手(22)=王子=が9日、右肩痛で1軍を離脱した。この日、出場予定だった紅白戦の試合前シートノックで痛みを訴えた。近日中に病院で検査を受ける予定。10日の休日を挟み、11日の第3クールからは3軍でリハビリを開始し、代わって白浜が1軍に合流する。
白組の「7番・DH」で出場予定だったが、船越の打順で打席に立ったのは磯村だった。松原チーフトレーナーによると前日から違和感があり、全力でプレーできないことから欠場判断となったという。塹江が3日に「右第十二ろっ骨疲労骨折」のためリタイアしており、チーム2人目の離脱者となった。
8日のシート打撃で、九里から左翼席へ“チーム1号”となる本塁打を放つなどアピールを続けていただけに無念の戦線離脱。緒方監督は「毎日の厳しい練習で疲れていったのかもしれない。これでチャンスがなくなるわけではない。いい経験にして次に生かしてほしい」と話した。