オーナーがマエケンからの直訴を明かす

 広島からポスティングシステムでのメジャー挑戦を希望していた前田健太投手(27)が7日(日本時間8日)、ドジャースと8年契約を結んだ。移籍を容認した広島の松田元オーナー(64)は8日、「会見で『広島から来た』と言ってくれたというのが心に残った。あのスライダーとコントロールがあれば大丈夫。力を出してインセンティブを勝ち取ってほしい」と期待を寄せた。

 エースがメジャー挑戦願望を初めて公にしたのは、13年オフの契約更改だった。実は松田オーナーと鈴木球団本部長は、その1年前の12年オフに直筆の手紙で「夢」を伝えられていたという。「将来、アメリカに行きたいと書いてあった。ずっと頭の片隅にはあった」と、夢をかなえた右腕に暖かいまなざしを向けた。

 広島にはドジャースから譲渡金2000万ドル(23億6000万円)が入る。その使途については「一番、初めに考えたこと」と話し、一部をキャンプ地の宮崎県日南市や沖縄県沖縄市への寄付を検討しているほか、地元・広島に還元する方向で調整している。

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