石原誓った!ベテラントリオで頂点獲り

 来季生え抜き15年目のベテラン、広島・石原慶幸捕手(36)が29日、25年ぶりの優勝に向けて、並々ならぬ覚悟を語った。チームの悲願で、自身初の頂点に向けて「体が壊れるまでやっていきたい」と固い決意を示した。黒田博樹投手(40)、新井貴浩内野手(38)らベテランが、3本柱としてチームを支えていく。

 石原は並々ならぬ決意で2016年を迎える。25年ぶりの優勝へ「体が壊れるまでやっていきたい」と悲壮な思いを吐露。「1試合にかける姿勢が違う」という黒田、新井とともに、ベテラントリオでチームをけん引していく覚悟だ。

 今季は83試合に出場。守備率・987、捕逸2と安定した成績を残し、ベテランとしての貫禄を見せた。ジョンソンの登板試合では、全試合マスクをかぶって最優秀防御率に導くなど、持ち前の配球術を存分に発揮した。

 シーズン序盤は、会沢が先発捕手として試合に出ることが多かったが、接戦が続いた終盤では奪い返した。打率・241だが、勝負強さで存在感を示した。「選手として当然、試合に出たい思いはある」。正捕手争いで、まだまだ負けるつもりはない。

 オフは、筋力アップだけでなく技術力の向上、体のケアに励む。来季、プロ15年目。レベルアップに取り組む一方で、選手会長に就任した小窪の全面サポートも約束した。

 「年齢を感じることはない。コンディションは好調。キャンプまでには、全力で動けるように体をつくる。自分のできることはやりたいし、助けていきたい」。目指すところはただ一つだ。チーム一丸で悲願達成。ベテラントリオが先頭に立って、頂点へと駆け上がる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス