広島 156キロ田中が超目玉 山岡も高評価

 広島の苑田聡彦スカウト統括部長(70)が7日、入団会見に出席し、来秋ドラフトの注目選手を挙げた。超目玉は創価大・田中正義投手(3年)。最速156キロの直球が武器の本格派右腕で今秋リーグ戦では無安打無得点試合を達成した。「欠点を探す方が難しい」と最大級の評価を与えている。

 瀬戸内出身の東京ガス・山岡泰輔投手(20)にも高評価。「直球は140キロ後半だが初速と終速が変わらない」。172センチという小柄な体格も「体の使い方がうまいから問題ない」と言い切った。

 そのほかには最速155キロの流経大・生田目翼投手(3年)や、広陵出身で長打力が魅力の明大・佐野恵太内野手(3年)の名前が挙がった。「いい選手が多い」。来秋へ向けて継続調査を進めていく。

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