広島ドラ1候補に大商大・岡田ら浮上

 広島は13日、マツダスタジアムでスカウト会議を開いた。今秋ドラフトの1位指名選手は確定しなかったが、基本線だった県岐阜商・高橋純平投手(18)、明大・上原健太投手(21)に加え、大商大・岡田明丈投手(21)、仙台大・熊原健人投手(21)が急浮上した。

 球団首脳は「全然決めていない。他球団の情報を集め考えていく」と語った。投手の1位指名は固まっているが、決定はドラフト前日の21日、当日の22日にずれ込む見通しだ。

 将来性なら「明らかなエース候補。数年後には10勝している」と高橋が群を抜く。ただ、重複指名のリスクや、来季の巻き返しを考えた場合、即戦力に目が向く。上原はやや調子を落としており、関西六大学リーグ13連勝中の岡田、最速152キロを誇る熊原の評価が急上昇。上原は1位候補で唯一の左腕である点が、決定へ悩ましい部分になっている。

 球団首脳は「岡田は先発でも抑えでもいい。熊原は抑えがいいのでは」と話した。他球団との駆け引きを制し、最良の選択を狙う。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス