８月２９日のＤｅＮＡ戦（横浜）で、右手首付近に打球を受けた広島・黒田博樹投手が１日、チーム本体に再合流。甲子園での試合前練習で、ブルペンに入った。

　立ち投げで直球のみ３０球。患部にも違和感はなかったようで当初の予定通り、４日のヤクルト戦（神宮）先発が正式に決まった。

　「痛み？１００がゼロになるわけじゃないけど、経過としてはいいと思う」

　ブルペン後は室内練習場で５０メートルのダッシュなど、次回登板に向けて精力的に汗を流した。状態次第では一度、登板間隔をあけるなど、あらゆる可能性が検討されたが「（残り試合）少しでも投げられる方がいい。１試合でも多く投げられたら。それがチームのプラスになるのであれば」と４０歳右腕は、上位進出へフル回転する覚悟だ。