広島 新井の先制打&決勝打で勝利

 「広島8-4DeNA」(14日、マツダ)

 ベテラン新井の先制&決勝打で、広島が今季5勝11敗と苦手にしていたDeNAに勝利した。初回に4点のリードを奪ったが、同点に追い付かれる苦しい展開。漂い始めた嫌なムードを、4番のバットで振り払った。

 五回、同点に追い付かれた直後。1死一、二塁で打席が巡った。2-2からの5球目。「1打席目も真っスラが入って来てたので頭にあった」と、内角高めの直球を強振した。バットの根元で詰まった打球は、左翼・筒香の右をしぶとく抜けた。

 満塁弾を含む4安打4打点の前夜に続き、4番が2打点と殊勲の活躍。2戦連続で見せたベテランの一振りに、緒方監督も「新井がよく(嫌な流れを)ひっくり返してくれた」と賛辞は尽きなかった。

 チームは連勝で、借金は再び3に縮まった。DeNA相手にカード初戦を勝利。試合後、大粒の汗を流していた新井は「また気を引き締めて、しっかり準備して打席に入る。またあしたに備えて、準備をする」と、早くも次戦を見据えていた。

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