大瀬良 特別な8・9に鎮魂の3連投

 「巨人1-6広島」(9日、東京ド)

 広島・大瀬良が仁王立ちした。3-1の八回、自身初となる3連投のマウンドに上がった。重圧の中で立岡を空振り三振、橋本を左邪飛、坂本を空振り三振に抑えた。今回の3連戦では計4回、打者12人に対し完全投球を披露。10年ぶりの巨人3連戦3連勝に貢献した。

 リリーフ転向から2カ月。新しい役割に慣れ、真価を発揮しつつある。最近17試合で失点1の右腕は「行くつもりで準備した。いつも通り試合に入り、役割を全うしようと考えた。疲れはありません」と、力強かった。

 長崎に原爆が投下されてから70年目の節目を迎えた。長崎で育った右腕は、試合前のロッカーで黙とうしたという。「特別な思いはある。僕が結果を出すことで元気を与えられたら」と、故郷に思いをはせた。

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