よっシアー猛打ショー!鯉打線11得点

 「ヤクルト2-11広島」(28日、神宮)

 とどめの一撃は強烈だった。広島・シアーホルツの放った打球は、投げ終わったヤクルト・山本の右側頭部を直撃。ボールは左中間へ転々とし、一走の菊池が一気にこの回5点目のホームを踏んだ。

 1点リードの六回、一気に攻めた。鯉打線が、猛打を誇るツバメ打線のお株を奪う猛攻で連勝を止めた。

 2死走者なしから2四球と石原の右前打で満塁とし、丸が「何とかタイムリーになって良かった」と、右翼線に2点二塁打して新垣をKOした。続く菊池は、二、三塁から2番手・山本の初球を中前に2点適時打。「打たなきゃいけない場面だったんで」と“マルキク”コンビそろって快音を響かせた。

 そして衝撃の場面を迎えた。シアーホルツの打球を受けた山本は降板したが、倒れ込んだマウンド上で他の選手と話すことはできていた。適時二塁打のシアーホルツは「不幸にも投手に当たった。見たくはなかったが、ショートの大引が『大丈夫』と言ってくれたので安心したよ」と、胸をなでおろした。

 25日の巨人戦(マツダ)で2本塁打を放ち、この日も3安打。「ボールがよく見えているんだよ。チーム全体でいい試合ができた」と胸を張った。

 鯉打線は九回にも4点を加え14安打11得点。この3連戦、敵地で暴れる。

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