広島球団4000勝 マエケンが完投
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「DeNA1-3広島」(19日、横浜)
広島が球団通算4000勝を達成した。先発の前田が1失点完投で今季5勝目(5敗)。打線は初回、エルドレッドの犠飛で1点を先制し、三回に横山の左越え二塁打、七回にはシアーホルツの適時打で得点を重ねた。
完投勝利の前田は「広島カープが積み上げてきたものもありますし、1勝目からたくさんの人が応援してくれたと思います。節目で勝つことができて、光栄ですし、うれしく思います」と笑顔を見せた。
3-1と2点をリードしていた八回にはエルドレッドの失策絡みで1死一、二塁のピンチを迎えたが、荒波を見逃し三振に、梶谷を二ゴロに打ち取り、貫禄を見せつけた。「(リードが)2点あったので、いっぱいいっぱいではなかった。ひとりひとりアウトにとることを考えて投げました」と余裕たっぷりに振り返った。
晴れ男を自任しているが、この日はあいにくの雨。「次の登板は晴れると思います」と敵地に詰めかけたファンを笑わせた。
敗れたDeNAは14連敗を喫した08年以来となる、7年ぶりの11連敗となった。