ロサリオ完ぺき1号「やっと1本出た」

 「広島2-1DeNA」(17日、マツダ)

 弾丸ライナーが左翼席に飛び込んだ。0-0の二回。広島・ロサリオが先制の1号ソロを放った。須田のスライダーを完ぺきに捉え、「非常にうれしい。連敗中だったし、この試合は落とせなかった。全力プレーを心がけた」と、胸を張った。

 カープの助っ人が放った今季初本塁打でもあった。昨年はエルドレッドが打ちまくっていたが、今年は40試合目にして、ようやく外国人から一発が飛び出した。「やっと1本出てうれしい。甘い球をフルスイングで、たたくことができたよ」と喜んだ。

 今年は虫垂炎で春季キャンプを途中離脱。1軍再合流後は外角の変化球に空振りする場面が多くなった。それでも「今の調子はいい。ボールをよく見て、強い打球を心がけている」と、復調への手応えを語った。

 今季初のお立ち台。来日1号を放ったシアーホルツと一緒だった。「僕とネイト(シアーホルツ)で、どんどん打っていきたい」。“先輩”助っ人は、満員の鯉党に約束した。

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