黒田ブルペン入り…15日復帰へ前進 

 「右腓骨(ひこつ)筋腱(けん)周囲炎」のため出場選手登録を抹消されている広島・黒田博樹投手(40)が10日、マツダスタジアムで練習を行い、抹消後初めてブルペン入り。80球を投げ、復帰へ向けてまた一歩階段を上った。

 屋内練習場で患部の状態を確かめながら、入念にキャッチボール。最大75メートルの距離で遠投をして肩を温めると、ブルペンに向かった。投球練習は非公開。帰宅前、報道陣の質問にも「きょうは何もしゃべれません」と口を閉ざした。それでも時折みせる笑顔や、甲子園での阪神戦後に報告を受けた畝投手コーチの「80球?それだけ状態がいいということだろう」との言葉から、順調な回復ぶりがうかがえる。

 抹消直後から黒田は「そこを目指してやる」と、15日・DeNA戦(マツダ)での先発復帰を目標にリハビリを進めてきた。右腕不在の中、チームは今季初の6連勝と上昇気流に乗った。その勢いを、黒田がさらに加速させる。

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