ジョンソン完封、チェコ以来の快挙
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「広島1-0ヤクルト」(28日、マツダ)
広島の新外国人クリス・ジョンソン投手が1安打完封。緒方孝市新監督に初勝利を届けた。無四球投球で準完全試合。「チーム一丸となって勝てた。キクの一発で勝負が決まったし、石原がいいリードしてくれたね」と、興奮気味に振り返った。
初回、先頭の山田を外角のチェンジアップで空振り三振に斬ると、川端を中飛、ミレッジを三ゴロに抑えて波に乗った。七回、山田に打たれたポテンヒットだけで結果的に完全試合を逃したが、九回2死の場面では、その山田を空振り三振に仕留めてゲームセット。
無安打投球が続いていたことに「気にならない方がおかしい。気付いていた。ちょっとの差でヒットになったけど、あとは石原のミット目掛けて、集中して投げること心掛けた」と淡々。「チームの最初の1勝を手にすることができて、本当によかった」笑顔で振り返った。
広島の外国人投手の初登板初完封勝利は、95年のチェコ以来20年ぶり2人目。外国人投手の1-0の完封勝利も、同年のチェコ以来の快挙となった。