黒田が2度目のOP戦登板へ

 広島・黒田博樹投手(40)が14日、2度目の実戦となる15日・オリックス戦に向け、マツダスタジアムで最終調整した。中4日の登板間隔で投げてきたメジャー時代とは違い、前回登板から中6日で上がるマウンド。体の状態や球のキレなどをしっかりと確認する構えだ。

 圧巻の投球を見せた8日・ヤクルト戦(マツダ)から中6日。黒田は「アメリカなら中4の昨日(13日)に投げていた。体と相談しながら、登板間のルーティンをつくっていきたい」と話した。

 今季は中5日か中6日での登板が濃厚だ。登板前のブルペン入りを3日前にするなど、メジャー時代と同じところはあるが、いまだに手探りなところもある。この6日間が投球にどう影響するのか。それを肌で感じ取るのも、2度目の登板の目的だ。

 この日はキャッチボールや30メートルダッシュなど軽めの調整を行った。「いつもと変わらず、その日の中で一番いい球を選択して投げたい」。開幕へ向け、着実に歩を進める。

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