マエケン“独自調整”登板日練習を変更
広島・前田健太投手(26)が10日、登板日の練習法を変更する考えを明かした。全体アップには参加せず、試合開始1時間前から動き始める独自調整法。すでに7日のヤクルトとのオープン戦で実践。4回を1失点と安定感が光った。
昨季まで5年間はチーム方針で、全体アップ参加が義務づけられていた。だが主催試合では相手チームの練習が間に入ることで、試合開始まで時間がかなりあく。そのため調整を一任される今季は、変更を決意した。
「登板日は(グラウンドに)出ないと思う。自分の好きな時間に練習ができる。僕が1軍に上がった時はそうだったので」。この日はマツダで残留組練習に参加。14日のオリックス戦先発へ準備した。1軍に初出場した08年と09年の調整法に戻し、原点回帰で進化を誓う。